Translate

2022年3月13日日曜日

「愛国心」 fb Vol001

 『愛国心とは、家族を、郷土を、国を想うこと。私の知る中東やアジアの国々では、国旗国歌は格好いいこと。皇紀二千六百八十二年の紀元節、世界最古の歴史持つ日本を心から祝いたいと思う。』

 

 私の中学の同級生に「国旗掲揚」の話をすると一戸建ての時は掲揚したことがあるが、現在はマンション住まいで掲揚すると「右翼と思われる」と言い、隣近所の目が気になるので掲揚はしていないと話します。私の同級の友人達に聞くと国旗掲揚するのは片手程も居らずに本当に数名です。殆どの日本人が愛国心というと「右翼」「漠然と戦前の軍国主義」をイメージします。私も最近まではそうでした。愛国心は世界共通の言葉であり誇らしい言葉の筈です。貧しい国、富める国、共産主義国家であっても「愛国心」は当たり前です。愛国とは「国を愛う(想う)」と書きます。私は妻を、家族を、郷土を、そして、国家を安寧で幸せにと想います。増して、外国から蹂躙される事など決して想いもしません。

 嘗て、23歳の時にソビエトを筆頭にヨーロッパ、中近東、インド、東アジアを一人旅してきました。約2年間の旅は今では危険で思いもしませんが。ひとつ日本人であることを否が応でも意識しました。当時流行った「一日5ドルの旅」、バックパッカーと言いリュックを背負い、旅をします。ヨーロッパではヒッチハイクとユースホステル泊り。私は、そのリュックに日の丸の旗を括りつけました。遠目でも日の丸の旗がわかり一目で日本人と分かります。彼等には、私達の風貌は他のアジア人と見た目は変わりませんので、日の丸で日本人だと分かり侮られません。そして、日本文化の素晴らしさと日本と言う国家の国力(経済力)に気付きました。日本では当たり前と思って来たことが当たり前ではなく、凄いことだとわかったことです。私達は英米仏を優れた白人国家と思っていましたが、日本人国家と何ら変わらないこと。更に経済では日本が優れていることなど、文化でも独自の文化を持ち英米と比肩できるということ。列車でトルコからドイツの国境を超える際に、日本人はパスポートを見ると荷物検査をせずにフリーパスですが、中近東、トルコからの出稼ぎの者達は子沢山の家族連れが多いのですが、荷物を全部床に直に広げさせられ、横柄に隅に追いやられます。それが、国家が弱いということの証でした。更にトルコやシリア、ヨルダンの中近東では日本人と言うと畏敬の目で見られました。誰も侮らず、これが日本人かと言う目で見られました。空手、空手と言い子ども達が寄ってきます。当時は、ブルースリーのカンフー映画が流行っていたからでしょう。日本人はカナダやアメリカ、イギリス等の白人達のバックパッカーと同じく、裕福で英語を話し嘗てロシアや清国と闘い勝利し、第二次世界大戦で英米蘭蒋の白人国家と戦い敗れはしましたが、アジアの自分達に独立を齎した国だと知っています。ヨルダンからイラクの国境では日本人と知ると入管事務所に通されてかなりの高官に歓待されました。他国から侵略されてきた国家、民族は、自国の国旗や国歌はアイデンティティを示す大切なものです。国旗、国歌は格好良いものです。

 皇紀2682年の今年、第126代の今上天皇は世界最古の歴史を物語ります。古事記の天照大神の神話は誰しもが知るでしょうが、神武天皇が天照大神から第5世代直系子孫(来孫)で初代の天皇と聞きます。その神武天皇が即位したのが皇紀1年2月11日。紀元節が明治5年に制定されました。世界には三大神話があり、ゲルマン、ギリシャ、そして日本の古事記です。何れも神話の神様があり神様から続いて初代の王様が生まれています。しかし、唯一現在も系統が続き残っているのは日本国だけです。何と素晴らしい歴史を持つ国家、民族でしょうか。これらの歴史、史実を子ども達に伝えることで、どれ程に自国に誇りを持てる子どもに育つことでしょうか。そして、国家に、世界に役立つ仕事のできる者になるでしょうか。それを思うと私は夢が膨らみます。

0 件のコメント:

コメントを投稿

毎週火曜日夜のZOOMセミナー「近現代史概要」

史学日本塾のZOOMセミナーのご紹介(2023.10~2024.03)

  史学日本塾では、毎週火曜日と木曜日にZOOMセミナー を開催しています。 一昨年(2022年)5月から、那須塩原市まちなか交流センター「くるる」でリアルの塾を開校しておりましたが、同時にZOOMでも配信いたしました。そして11月から、それらの講義をZOOMとして、2023年5...