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2023年4月6日木曜日

「古事記・日本書紀多田元監修」書籍の紹介

             

私は古事記については、殆ど知りませんでした。記紀として知られる「古事記」「日本書紀」の名称ぐらいは知っていましたが、また第40代天武天皇の命により編纂されたと言うことぐらいです。日本精神の教育では、欠かせないものです。世界に神様から王様に繋がる三大神話があります。ゲルマン神話、ギリシャ神話、そして古事記です。神様から5代目に王様が生まれ、国を治める物語です。日本では紀元前660年が皇紀元年神武天皇が初代天皇です。それ以前が、神代の時代即ち神話の時代です。口伝だった神話を天武天皇の時代に編纂されたのです。子どもの頃から、聞いていた神話・物語ですが、こちらの書籍は、入門としては最高のものに思います。ぜひ、お読みください。

史学日本塾の塾の開校は昨年の5月からです。毎月2回開催し、今年の3月をもって、講座が完結しました。3章23講、概論3講です。大学で学ぶほどの内容ですが、概論としてまとめました。近現代史の入門編ですが、保守を標榜する方々でもこれ等の体系的な内容を知る方は、少ないだろうと思います。きっかけは、それ以前に近現代史を何らかの方法で学びたい人々を募り勉強会が出来ないだろうかと思いあぐねていました。ところが、周囲にはいないのです。日本を愛する栃木県民の会に入会していましたが、提案してもそこまでの行動は行わないのです。仕方なく、そのような近現代史に関心を持つ人々を募り自分一人から始めることにしたのです。そんな折に産経新聞宇都宮支局長が、ご厚意で、地方版に史学日本塾の開校をご紹介してくれたのです。直ぐに反応があり、6人程が、御参加頂けることになりました。一番先のお申込は、98歳の満州帰りでソビエト抑留されて帰還した今村真さんでした。皆、熱心な方々でした。また、栃木県民の会からも、支援しようと4,5人の方が御参加してくれて、第1回の塾は、20名近くなりました。同時にZOOMも並行して行いましたので、総数では、常に20名を超えたのです。
第23講の最終講では、「これからの世界(課題と展望)Ⅱ」です。どの様に纏めるかはスタート時には決まっていませんでした。課題は理解していましたが、どの様な展望を描けばよいのかは、無かったのです。馬淵睦夫元ウクライナ大使の書籍を求めました。そこに解があると思っていました。随分と書籍を書かれているのですね。古事記の紀元前の神代の時代から綿々とつながる即ち縄文人の時代から現代まで繋がる日本人の精神に行き着きました。それが、古事記に書かれているのです。紀元712年の「古事記」720年の「日本書紀」ですが、「日本人の精神」が息づいています。

私は「天皇の国日本」の言葉が好きです。まさに日本国は、日本人の安寧を祈る天皇の国だと思うからです。この言葉だけを聴くと現代人には理解できないでしょう。その歴史と古事記に書かれていることを知らないから、学んでいないからです。私は近現代史を知り、如何に現代が西洋の唯物論に毒されているかを知りました。戦前、いや江戸時代までの日本は素晴らしい精神性を持つ国家でした。天皇が国と民の安寧を祈る国家だったからです。私は、この日本精神を学ぶ塾が最終的な目標になりました。

史学日本塾には4つの綱領(活動)があります。1.国旗掲揚運動 2.戦後レジームからの脱却 3.日本精神の教育 4.自主憲法の制定 です。真実の近現代史を知る人々には当たり前のことですが、この綱領を基本綱領として、広く仲間を募りたいと思います。「日本を取り戻す」「日本の復活再生」です。

史学日本塾 株式会社とぴい企画 八田茂 〒325-0063 栃木県那須塩原市豊浦中町100-467 tel:080-5089-9227 e-mail:topykikaku@ybb.ne.jp  

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