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2023年3月31日金曜日

山中泉氏著書「アメリカの崩壊」を読んで。

  昨年(2022年)3月22日の午後の便で、山本泉氏著書「アメリカの崩壊」が届きました。一昨年になるか彼の初版”アメリカの「終わり」”を読んで衝撃を受けました。そこには、あの”アメリカが!”と驚く「コミュニストに乗っ取られたアメリカ」がありました。山中泉氏は、”忘れられたアメリカ人”のこころの声を聞けと書いています。自由の国強靭な世界の警察を自他ともに認めるアメリカが、コミュニストに乗っ取られることが信じられませんでした。しかし、それが現実でした。

 3月8日、facebook友達の松本潔さんから、『「アメリカ」の崩壊』著書山中泉氏を囲む懇親会へのお誘いを頂戴しました。4月2日(土曜日)の5時から、約1カ月前でした。昨年11月3日明治節に靖国参拝をしていましたが、桜の咲く頃にもう一度靖国を訪ねようと誘われていました。ちょうどその日に予定を立て、上京することにしました。宿泊ホテルは以前から知っていたアパホテルにしました。オーナーは保守として有名な元谷 外志雄(ペンネームは藤誠志)、芙美子ご夫妻です。従軍慰安婦が嘘捏造と主張している方ですが、その為に韓国から物議を醸していました。懇親会場が神田駅南口から5分の処の魚然でしたので、アパホテル神田駅東にしました。今や私は保守を任じる者となりました。会員となり今後も使うことが当然と思っています。

 靖国神社に11時待ち合わせです。朝8時の新幹線に乗り上野駅で降り飯田橋西口にでました。昨年も同じルートで伺いましたが、晴れ男の私には桜が散る前の溢れるほどの開花です。連れには普段の行いが良いからと話しましたが、本当に素晴らしい日よりでした。大村益次郎の像で待ち合わせました。彼女は既に亡くなられた御母堂の形見の着物を身に着けて来られました。遠目では少し地味な印象でしたが、若々しく見えました。彼女と出会い既に11年が過ぎます。当時も今も真面目な生き方が言葉の端々に伺えます。彼女は、北海道から東京に出てそれから一度も北海道には帰っていなかったようです。母親の形見分けに大島の紺の紬とそれ程高価ではないが、娘達に残した上掛けを身に着けていました。遠目にも身に着けている彼女の母への感謝と詫びの気持ちが分かります。きっと母娘の確執もあったのでしょう。前回同様に本殿参拝を行い、これで二回目の今回は心の中でお礼の言葉を掛けることが出来ました。その後に前回同様に遊就館をゆっくりと見て回りました。展示内容は、控えめな史実のみを展示説明をしているように思われます。靖国神社の置かれている立場を代弁しているように思われました。この10数年程のアメリカの戦争史が封印を解かれて、ルーズベルトらの戦争を煽った史実が、出てきています。過去にはWGIPでさえも陰謀論とされていましたが、それが史実として残って居たのです。歴史修正主義者(リビジョナリスト)と言う言葉は、当て嵌まらなくなったのです。西欧のドイツナチズムに対する言葉と日本に対する言葉では、その残虐性と質において大きく異なります。しかし、米国では未だにその言葉は生きています。安倍晋三元総理が、第一次政権時に「日本を取り戻す」と言い「戦後レジームからの脱却」と言いましたが、その史実を知る私たちには、アメリカの為した違法な東京裁判であり、統治、憲法の押し付けは正しい史実ですが、彼らは認めていないのです。それを日本政府が言うことは、あり得ないのです。それらのことは、民間の関係者や学識者、歴史家が述べることが、一番良いのですが、日本の言論界にはそれらを言う者が、皆無だからです。アメリカの公職追放が成され、その後に左翼のコミュニスト達を就かせたからです。その者達の末裔が未だに言論界、アカデミーを牛耳っています。

 桜の花びらが風に吹かれ少しですが、散り初めに舞っていました。六分咲きです。本当に最高の時に尋ねることが出来ました。ランチのお店を考えていましたが、途中に四川料理のお店を見つけ、回鍋肉が美味しそうなところから、入りました。彼女は学生時代に飯田橋界隈に住んでいたことから、この辺りは良く知るところです。最高の味で選んでよかった。 駅で別れ私はその後に予定していた神田駅に向かいました。宿泊はアパホテル神田駅東を選びました。社長元谷芙美子と夫の元谷外志雄氏は、保守の論客として活動をしています。保守に目覚めた私は、この後もこのホテルを使い続けようと思っています。確りとサービスの訓練を受けたと思われる女性フロントクラークにチェックインをし、小一時間を休み時間に合わせて懇親会会場に向かいました。歩いて、10分も掛らない場所でした。



 会場には、初めての方々が居られました。参加者名簿から女性の多いのに驚きました。山中泉氏の人気を知りました。保守の集いなので、男性ばかりかと勝手に想像していたのですが、そうではないようです。松本潔氏と初めてでしたが、facebookで見ていましたので、直ぐにわかりご挨拶できました。女性たちは、北海道や関西からの方々も居られ、しかも奇麗な方々でした。女性がいることで男性も集うのでしょうか。メンバーには有名な保守の論客が何人かおられ、途中途中にスピーチをされていました。最初は、山中氏の講演会を企画されている佐藤和夫氏でした。三島由紀夫氏の市ヶ谷駐屯地の割腹自殺を知りその後に一念発起して自衛隊に入隊された方です。陸上自衛隊一等陸佐、英霊の名誉を守り顕彰する会会長の佐藤和夫さんです。名刺交換だけでしたが、とても温厚な印象を受けました。そして、山岡鉄秀氏のご挨拶がありました。facebookでお友達になっていましたが、写真やYoutubeで見るだけでしたので、ご挨拶されている内容に圧倒されて伺っていました。隣席の方に何方かと確認したら「山岡鉄秀」氏だと言います。アメリカの崩壊、アメリカの民主党に苦しむ保守の人達に手を差し伸べようと言います。この時私は、世界中の保守の連帯を決意しました。次いで、朝香豊氏、この方もユーチューブやfacebookでお馴染みの方です。この度のウクライナでは、アメリカのバイデンと同様にプーチンの批判も述べていました。勿論、山中泉氏もご挨拶を為されましたが、主催者や関係者へのお礼と書籍の簡単な説明に終始していました。私の山中氏との関係は、彼が五所川原市の嘉瀬のご出身だということでした。青森県中津軽郡相馬村に7年程、ホテルの仕事で出向していました。その関係で関心を持ち、初版のアメリカの終わりを購入し読みました。そして、その後は彼のfacebookの投稿にシェアをしコメントを添えました。少しでもアメリカの混沌を日本中に伝えたいと思いました。世界の警察官、民主主義の砦と言えるあのアメリカです。しかし、実情は真逆です。ロックフェラー、ロスチャイルド、国際金融資本に乗っ取られ、(株)アメリカと揶揄されています。アメリカの良心は失われました。

 アメリカの崩壊の紹介に移りましょう。2020年11月6日の大統領選挙で、ジョーバイデンは、ドナルドトランプに勝利しました。しかもいかさまを遣り票を盗むことを行い、民主主義を踏みにじりました。保守系の人々と民主党に与するリベラル、極左の陣営に分断された社会です。アメリカに住む友人からその状況を伺うと悲惨な状況が目に見えるようです。民主党の陣営は、(株)アメリカを乗っ取った力の元にアメリカを操ります。いろいろな相関図から、簡単に述べることが難しい。本の表紙にサブタイトルとなるいくつかの言葉があります。内戦寸前、分断の進行でこれから何が起きるのか、引き裂かれたアメリカの真実。裏表紙には、「アフガンでの屈辱的敗走、40年ぶりの記録的インフレ、激増・過激化する大都市での犯罪、制御不能の不法移民、ワクチン義務化への猛反発、ポリコレによる子供たちの洗脳への怒り、お店の棚から商品が消えた。バイデン&ハリスの支持率は最低!!!」一般市民や子供の両親を「国内テロリスト」と呼ぶバイデン政権。選挙に負けたトランプが、今も絶大な人気を誇るのはなぜか?日本のTVや新聞を見ていても、絶対に本当のことはわからない!

そして、バイデン大統領(2021-2022)成績表 防衛・外交 アフガニスタンでの惨めな敗戦 F 対欧州諸国 完全に信頼を失う F 対ロ政策 ウクライナ D 対中政策 人権・貿易 F 対日政策 ? 経済・内政 40年ぶりの激しいインフレ F ワクチンパスポートへの怒りと不振 F 治安悪化 F ポリコレを口実にした言論弾圧 F 国境開放政策による不法移民激増 F 支持率ダダ下がりー中間選挙の見通し F 総合点 F(Failure=落第)




 

毎週火曜日夜のZOOMセミナー「近現代史概要」

史学日本塾のZOOMセミナーのご紹介(2023.10~2024.03)

  史学日本塾では、毎週火曜日と木曜日にZOOMセミナー を開催しています。 一昨年(2022年)5月から、那須塩原市まちなか交流センター「くるる」でリアルの塾を開校しておりましたが、同時にZOOMでも配信いたしました。そして11月から、それらの講義をZOOMとして、2023年5...