史学日本塾では、毎週火曜日と木曜日にZOOMセミナーを開催しています。
一昨年(2022年)5月から、那須塩原市まちなか交流センター「くるる」でリアルの塾を開校しておりましたが、同時にZOOMでも配信いたしました。そして11月から、それらの講義をZOOMとして、2023年5月末まで開催し1クールを完了しました。そして、2023年7月から、2クール目をスタートし、12月で完了の予定です。それらのZOOMセミナーとスケジュールをご紹介します。
1.史学日本塾 毎週火曜日夜のZOOMセミナー(19:30~21:30)内容は、江戸末期からの近現代史「大河の流れ」を3章に分け、概論3講を含めて本講議23講で全体では全26講議となります。
2.史学日本塾 毎週木曜日ZOOMサロン(19:30~21:30)のテーマは、時事問題を中心に行います。日々賑やかな現代社会の問題を1週間ごとに捉え、資料として提出し、塾生全体でフリートークします。
「歴史は繰り返す」「過去の構図が、現代に繰り返されている」です。その為には火曜日の近現代史の学び・理解が大切です。現代の問題を見て、過去に遡ることです。
「歴史は繰り返す」は、史実を名称と年号だけの記憶で捉えるのではなく、その史実の背景を観ることです。そこには黒くて太い大きな流れが現れます。そして、100人100様の歴史があると云われます。同じ史実であるにもかかわらず、その人の経験や学び、育った家庭・環境によって、大きく異なります。歴史に正解はなく、人によって異なる視点があり、各員の歴史「解」があると理解しています。
3.さらに3つ目は、史学日本塾には、今村真さん(98歳)が、塾生として参加されています。大正14年に長野県飯田市の生まれ、14歳で満蒙開拓青少年義勇団で渡満し、19歳で招集されて、敗戦を迎えました。8月9日のソビエトの侵攻を受けて捕虜となり、5年間ウズベキスタンで捕虜生活を送って昭和25年の2月に帰国しています。今村さんのそれらの時代を「今村真氏『満州の歴史とソビエト抑留を語る』」として、2004年1月より、毎月1度ZOOMで行います。
また、この那須町には、満州の千振開拓から那須郡那須町の那須野が原の原野に入植した方々が居られました。千振開拓と言い、そちらに玉田貞喜さん(96歳)という方が住んでおられます。お二人の満州の体験をご一緒にZOOMで、お伝えしようと思っています。
4.最後は日本精神をテーマとして、ZOOMでお伝えします。
私たちは戦後GHQの占領統治で戦前までの歴史を寸断され知らずに育ちました。戦後教育を受けた子どもたちを「マッカーサーの子ども」と言います。子どもは最初に触れたものを「親」と思って育ちます。「刷り込み」です。
戦後生まれの私たちは、占領統治したGHQを素晴らしい親と思って育ってきたのです。彼らが日本の政治家、官僚、学識者、メディア、財界を使い、彼らの都合の良い「自虐史観」を教え「刷り込み=洗脳」、私たちは何の違和感も覚えずに学び、成長してきました。
私は60歳を過ぎて、初めてその事実を知りました。同時に日本には素晴らしい世界に比類ない誇らしい歴史があることを学びました。
「日本精神」です。
この日本精神をいろいろな史実を交え、「日本精神」として、月に1度の割合で土曜日の午後(13:30~16:30)にZOOM開催いたします。2024年の1月からになる予定です。
リアルとZOOMでの開催です。
10月からのスケジュール表です。